【貯金=無駄遣い】「お金は人生を豊かにする肥料」という考え方

戦略・思考

皆さん、貯金していますか?
日本人はとにかく貯金が大好きですよね

実際、「例年のボーナスの使い道」では1位が「貯金」だそうです。

出典:ほけんROOMマネー・ライフ

ただ、

将来が不安でとにかく貯金してるんですよね~

という人も多いのではないのでしょうか?

「漠然と不安だから貯金する」ではゴールのないマラソンと一緒です。

この記事では「漠然と不安だから貯金する」人に向けて貯金体質から投資体質になるための考え方をご紹介します。

(中学生のころの私に教えるように、あるいは我が子に教えるように、私のお金の考えをご紹介する記事になります)

「貯金=無駄遣い」という考え方

政府は

「毎年2%ずつインフレさせることを目標とする」

と公言しています。

ということは例えば、今年100万円で買えた車は来年には102万円出さないと買えなくなるということです。

言い換えると「少しずつお金の価値はなくなっている」「お金が少しずつ腐っている」と言えますね。

なかなかうまくいっていない部分もありますが、結局お金の供給量をコントロールできるのは政府や中央銀行なのでインフレは進むと思います。

極論、お金を刷って毎月10万円を国民に給付したらインフレになりますからね。

とはいえ、何か積みあがる形で見えていないと不安だよ~

という人の気持ちはとてもよくわかります。

私もずっと貯金し続けてきました(笑)

ただ、お金が少しずつ腐っていく以上「貯金=無駄遣い」ということは忘れてはいけません。

貯金だけではお金がもったいない!

以下の記事でも紹介した「普通の投資」を収入の1割で行えば余分な貯金は不要だと思います。

合わせて読みたい

Chikirinさんの『「普通の投資」を始めよう』に深く共感したのでご紹介

「お金は人生を豊かにする肥料」という考え方

イギリス経験論の祖「フランシス・ベーコン」は

金銭は肥料のようなものであって、ばらまかなければ役に立たない

という言葉を残しているそうです。

もし貯金体質でお金を使うのが苦手だったら、ベーコンにならって「肥料」と思ったらいいのではないでしょうか。

そのお金が養分となって、あなたにとって大切な何かがすくすくと育っていく。

そう考えればお金を使うのが楽しくなるかもしれませんよ。

肥料の使い方は、人それぞれで自由でよいと思いますが、自分が重要だと思うことに使うのがよいです。

例えば、

  • 「困っている友達を支援してあげる」
  • 「ハイスペックスマホを買う」
  • 「寄付する」

でもよいと思いますが、「趣味でもないキャバクラで散在する」みたいな自分にとって重要でないことに肥料を撒くのはおすすめしません

幸せなお金との付き合い方は年齢とともに変わるので、いろいろ肥料を撒いてみてください。

お金は使わなければ、ただの紙切れ

事実、お金は使わずに貯めているだけでは単なる紙切れです。

よく

〇〇億円儲けました!

とか

いくら儲かりますか?

とか、儲け話しが注目されがちですよね。

実際、取っつきやすくてキャッチーだと思います。

でも、本当に大切なのはいくら儲けたかではなく何に使うか(使ったか)だと私は考えます。

お金は有効に使ってこそ価値のあるものです。

儲け話を聞いたら「その儲けたお金を何に使うんですか?」と聞ける人になりたい!

お金は「自由への交換券」という考え方

お金は「自由への交換券」という考え方が好きです。

この考え方を持っていると儲かっている人を見ても

自由への交換券をたくさん持っていていいな~

くらいの気持ちになって、変な劣等感や羨ましがる気持ちがなくなります(笑)

自由への交換券で、家族を自由にしてあげるのも、友達を自由にしてあげるのも、自由です。

まとめ

投資ブログなので、
「貯金せずに投資しよう」という結論になるかと思いきや
「色々使ってみよう!」という結論になりました。

高金利な借金したり無駄なことに散在しなければお金は使った方がいいと思います。

インデックス投資は投資の王道ですが、コツコツ地味に少しずつ増えていく投資なので、株式投資は必要分のみにして自己投資/自己消費に当ててもいい派です。

使わないと自分の価値観もわかりませんよね!

お金を貯めるのが本当に好きで生き甲斐になっているならよいですが、将来の不安から今を我慢してお金を貯めているなら考え直してもいいかもしれませんよ。

ではでは。

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